2011年6月4日土曜日

炊き出し2回目

5/3(日)

山元町は坂元中学校に夕飯用のおかずの炊き出しに行って来た。

今回のメンバーは兼子笑事社長、陽子取締役、江戸から来たジョニー松っちゃん、三重の酋長(しゅうちょう)、奥さんのまっちゃん、鳥取の憲次君、名古屋の蒲田君、テツオ君、そして俺、カミさん、ウチのガキ達未菜/勇希の12人。

メニューはキャベツの千切りサラダに唐揚げと野菜たっぷりの煮物、デザートにリンゴとみかん。


前回行った炊き出しの時は結構、油っぽい物が多くて、被災者の人達もそろそろ油系は飽きて来たんじゃないのか?
の作戦会議で話し合い。
子供からおじいちゃん、おばあちゃん達が抵抗なく食べられる煮物がいいべ!
って事で決定

唐揚げ番長は三重の酋長 35年の中華の達人。
煮物は俺が担当。

現地着から段取りして寸胴鍋に火を入れるも、凄い強風で鍋の温度が上がらずかなり苦戦。
結局、5時からの配膳スタートが40分遅れになってしまった。

前回の炊き出しでお世話になった先生も駆けつけてくれて何とか被災者100人分+スタッフ20人分+仮設住宅の人達150人分位の合計270位を出す事が出来た。

被災者の人達は唐揚げも煮物も炊き出しで貰うのは今回が初めてらしく、とても喜んで頂いた。



自分も直接声を掛け、味付けの意見を聞いたり、次はどんな食べ物が食べたいか?など聞いて廻り短い会話だけど色んな話や考えを聞く事が出来た。

帰る前に全員で被災者の人達にしげやす社長があいさつをし、笑顔で迎え入れてくれておいしいって食べて頂いたみなさんに感謝の気持ちを伝えた。

体育館中に拍手が沸き起こり、「ありがとう」の言葉を貰った。
いい歳こいたおじいちゃんが「一緒に写真取ってくれ!」と記念撮影したり、お母さん達は「また来てね。待ってるからね。」って・・・



そして唐揚げ番長酋長は感極まって男泣き。
「こんな有り難い事はない。50年生きて来て今まで色んな事があったけど涙がとまんねーよ。。。来てよかった!!」奥さんと二人で泣いてた。



帰路につく時、強風の吹き付ける外でずーっと手を振って見送ってくれたお母さん。
すげー嬉しかったよ。
そんで涙で潤んでもう少しで車を側溝に落とすトコだったよ。

ありがとう。また行くからね。

仮設住宅が少しづつ出来てきて避難所の人達も減り始めた事はとても喜ぶべき事
被災者の人達がとりあえず自分の生活出来る環境になれば炊き出しの活動も減って行くだろう。

でも、日々変化する被災地の動きにあわせて動かなきゃ行けない
それでもやれる事はまだまだ沢山あってこれからは違う形での助け愛に変化して行くだろう。


Ozizi

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